焼納祭
役目を終えた神棚を焼き納める焼納祭が9日、砺波市の神具店で行われました。
焼納祭は、家の建て替えや引っ越しなどで使われなくなった神棚に、長年家を守ってくれたことを感謝し、焼き納める神事です。長田神具店では、毎年この時期に焼納祭を行っていて、今年は店の前に組まれた祭壇に80体の神棚が納められました。
中には、大正初期に作られたものや船に祀られていたものもあり、神事では神職が祝詞をあげたあと、店の従業員が感謝の気持ちを込め玉串を捧げました。今年は十二支の始まりであるねずみ年であることや、令和最初の正月となるのを機に、新しい神棚へ買い替えた客も多く、例年よりも多くの神棚が納められたということです。
神棚は、この後店で丁寧に解体して、専用の焼却炉で焼き納められることになっています。
(富山テレビ掲載文引用)
引用元URL:https://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=d733b95fd218b6f8c7baa6ebae21eca1