神棚と家でのまつり方 365日おうちで参拝

神社で授けられるお神札は、神様のご神威がこめられた神聖なものです。
このお神札は粗末にせず、神棚におまつりしましょう。
神棚は日々の暮らしを守護していただける家々の神社と言えます。

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神棚のまつり方

神棚を設けるにふさわしい場所

神棚は一家の精神的中心になる神聖なところです。
清浄で静かな高いところ、または家庭で親しみ易い明るい感じのところに南または東向きにおまつりします。家を新築されるような場合には、あらかじめこうした事を当店までご相談いただければ幸いです。

(注)神棚の高さ、巾、奥行きなどもご相談ください。
  • 神棚を祀る方角

神棚は人の目線よりも高いところに設置します。上階に人が住んでいる場合はには天井に「雲」と書いた紙や彫刻などを貼り付けます。

御神札のまつり方

神棚の造りによってお神札のまつり方が変わります。
一社造りは、手前から神宮大麻、氏神様、崇敬神社のお神札という順に重ねておまつりします。
三社造りは、中央の扉に神宮大麻、向かって右側に氏神様、左に崇敬神社をおまつりします。
三重県伊勢市に鎮座する伊勢の神宮は「天照大御神様」をおまつりしています。
天照大御神様は日本人の総氏神様であり、神宮のお神札を「神宮大麻」といいます。
氏神様は土地やそこに住む人々をお守りくださる神様。古くは氏性が同じ一族に縁の深い神様を氏神様と呼び、氏神様をまつる神社のお神札を「氏神大麻」と言います。
崇敬神社のお神札は何枚あっても大丈夫です。神棚の左扉に重ねておまつりするか、神棚の横に立てかけても良いでしょう。

  • 三社造りの場合

    天照皇大神宮(真中)
    氏神神社(右側)
    崇敬神社(左側)

  • 一社造りの場合

    天照皇大神宮(一番前)
    氏神神社(二番目)
    崇敬神社(三番目)

お供えの仕方

毎朝お供えするもの。

●お米(ご洗米又は初ご飯) ●お水 ●お塩
毎月1日、15日又はお祭りのとき、お酒や初物をお供えします。榊は枯れないうちにとりかえ、神棚や祖霊舎は絶えず清浄にしてください。

  • (奥行きがなくて一列でお供えする場合)

お参りの仕方

二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)の作法で朝夕にお参りします。
誕生日などのお祝いの時は、本人を中心にして家族で揃ってお参りしましょう。到来物、初物等は、まず最初に神棚にお供えし報告してから頂きましょう。

古札の納め方

いただいた御加護に感謝をこめて受けた神社へまたは氏神様に納めます。
ゴミと一緒に燃やしたりしてはいけません。

※当店でご購入された方の古い神殿は、焼納祭にてお祓いし納めています。